林養魚場 ますつり公園とは

福島県の最南端、那須連峰の麓に位置する林養魚場は昭和十年より現在の地において、にじます養魚場として誕生いたしました。創業以来八十年以上にわたり淡水サケマス類養殖一筋に邁進し、日本国内でも最古参の養魚場としてばかりでなく、国内でも最大規模の養魚場として現在に至っております。ますつり公園は養魚場が軌道に乗った昭和二〇年台後半に、その時代まだあまり一般的ではなかったにじますを広く普及させる為、養殖池の一部を釣り池として一般のお客様に開放したのがはじまりです。

敷地内最上流部より湧き出す豊富な清水が、ますつり公園の釣り池へと注がれていますが、それはまさに当社の養殖の歴史、日本のにじます養殖の歴史を築き上げてきたものといっても過言ではありません。

歴史を感じさせる広々とした釣り池には、大小様々な大きさのにじますが元気よく泳ぎまわり、大人から子供まで思う存分釣りとお食事が楽しめます。また一万二千坪におよぶ広大な園内には風情あふれる日本庭園と日本最大規模を誇る養魚施設もあり多くの方が訪れます。水と緑、歓声とやすらぎ、ご家族皆様で楽しい一時をご堪能ください。

写真:昭和三十年頃の林養魚場 ますつり公園

釣って、食べて、家族みんなで楽しいひととき

最大三〇〇名が同時に釣れる釣り池には大小様々なにじますが悠々と泳いでいます、釣った魚は“にじます亭”で熱々のうちにお召し上がりになれます。鮮度抜群ですので、身もぷりぷり、臭みも一切ありませんのでお刺身もおすすめです。自社で卵から完全管理の下大切に飼育しておりますので安全で、安心してお召し上がりいただけます。

風情ある歴史感じる日本庭園

創業以来八十年以上に渡りコツコツ手入れを繰り返してきた園内の日本庭園は、落ち着いた風情が漂います。
春には色とりどりの水仙やつつじ、夏には清らかな小川のせせらぎ、秋には真っ赤な紅葉、冬には木々を覆う雪景色、四季折々が織りなす情緒は訪れた人々の心を和ませます。
水と緑がたくみに配置され、また長い歴史と共に育まれてきた本格日本庭園は多くの愛好家や造園業者からも注目されています。

悠々と泳ぐ500万匹の魚たち

国内最大規模の養魚場である林養魚場では卵から成魚まで一貫して大切に育てております。
園内ではその一部がご覧いただけます。数万匹におよぶ魚が一斉に餌を食べる姿は壮観です。